この前買い物に行ったら、夏休みの自由研究特設コーナーに果物電池のセットがあったよ!懐かしい~!
果物電池とは、果物に亜鉛板と銅板を差して作る、簡単な電池のひとつです。
この電池は、レモンを使って作ることが多いので、「レモン電池」と呼ばれることもあります。
じゃあレモン以外に、どんな果物で作ることができるんだろう?
この記事では、レモン以外で果物電池に使える果物などを紹介していきます。
果物電池の仕組みや、実験の流れもまとめているので、夏休みの自由研究の参考にしてみてくださいね。
レモン以外の果物でも、野菜・液体も電池になる!?
実は、果物電池はレモン以外にも、他の果物を使って実験ができるんです。
例えば……
みかんやグレープフルーツなどの柑橘系、リンゴなども使うことができます。
また、ジャガイモやきゅうり、トマトなどの野菜も使うことができるんです!
果物や野菜だけに限りません。
身近な液体、例えばお酢や食塩水でも電池を作ることができます。
他にどんなものが電池になるか試したくなってくるね!
いろいろな素材で実験してみて、電球が光る・光らない、光の強い・弱いをまとめたら、立派な自由研究が出来上がりそうですね!
果物電池とはどんなもの?仕組み・原理は?
小学校の自由研究でよく扱われる果物電池ですが、どのような仕組みで電池になるのでしょう?
簡単に果物電池の仕組みを説明すると……
要するに、果物と差し込んだ金属のあいだで化学変化が起きている、というわけですね。
この果物電池の仕組みですが、実は普段よく使っている乾電池も同じ原理で電気が発生しています。
果物電池で豆電球を光らせてみよう!
果物電池の実験を行うには、いくつかの材料が必要になります。
- レモンなどの果物
- 亜鉛板
- 銅板
- 豆電球(LEDや電子オルゴールでもOK)
- 導線(みのむしクリップがついていると便利)
材料をそろえるのが大変なときは、市販のキットを使うとラクですよ。
果物に亜鉛板(マイナス極)と銅板(プラス極)を差し込み、それぞれの板に導線をつなげば準備完了です。
豆電球やLEDをつないで、実際に光るか確かめてみましょう。
もし豆電球がつかない場合は、電池を増やす要領で果物を増やしてみましょう。
LEDや電子オルゴールはプラス・マイナスを逆につなぐと電気が流れないので気を付けて。
この実験の注意点として、以下のことに気を付けてください。
手順を守って、楽しく実験してみてくださいね。