iPhoneやスマホ、タブレットを長く使っていると現れる「ホワイトスポット」。
「輝度ムラ」や「白抜け」とも呼ばれる、液晶の一部分に明るさのムラが出来てしまう故障のことです。
ホワイトスポットが出来ると、液晶の文字が見づらくなったり、写真がキレイに見えなかったりと困ってしまいますよね。
- どうしてホワイトスポットが出来てしまうの?
- どうやったら液晶のホワイトスポットを直せるの?
この記事では、そんな疑問を解決していきます!
iPhone・スマホなどの液晶にホワイトスポットが出る原因とは?
ホワイトスポットが起こる原因は、主に次のような液晶パネルのトラブルが原因と考えられます。
バッテリーの膨張
バッテリーが劣化すると膨張することがあります。
膨張したバッテリーが、スマホ内部から液晶を押し上げて圧迫することで、ホワイトスポットが発生する可能性があります。
液晶内部への水滴混入
水没や結露など、液晶の内部に水滴が入り込むと、ホワイトスポットが発生する場合があります。
水滴が液晶画面に付着すると、液晶の特性が変化してしまい、ホワイトスポットとして現れることがあります。
吸盤で除去できる!?スマホやiPhoneのホワイトスポットを直す方法とは?
吸盤で引っ張るとホワイトスポットが直る!?
バッテリー膨張によってホワイトスポットが発生している場合、吸盤を使って画面を引っ張るとホワイトスポットが薄くなる、またはなくなることがありますが、これはあくまで応急処置です。
バッテリー膨張が原因の場合、内側からの圧力が完全に治まらない限り、ホワイトスポットが再発する可能性があります。
ホワイトスポットは修理業者に治してもらおう
バッテリー膨張や水没によってホワイトスポットが発生した場合、基本的には修理業者に依頼することが最善策です。
修理業者には、液晶画面の状態を正確に判断できる知識や技術がありますので、安心して任せることができます。
特に、原因が分からない場合には、修理業者がきちんと調べてくれますので、安易に自分で修理を試みないようにしましょう。
スマホやiPhoneの液晶にホワイトスポットが出ないようにするための注意点
バッテリー膨張を防ぐ
バッテリーが劣化・膨張しないようにするには、まず、過放電状態を避けることが大切です。
バッテリーが完全に空になるまで使用し続けたり、長時間放置していると、バッテリーが劣化してしまいます。
また、高温になる場所や、氷点下の続く場所に置かないようにしましょう。
これらの環境下では、バッテリーの寿命が短くなる場合があります。
さらに、充電しながらの使用は控えることが望ましいです。
充電器をつなぎっぱなしにして使うことは、バッテリーの寿命を縮めることになります。
そして、純正の充電器を使うことがお勧めです。
安価な充電器を使用すると、バッテリーに負荷がかかり、寿命が短くなることがあります。
液晶内に水分が入るのを防ぐ
スマートフォンを水没から守るためには、以下の点に注意が必要です。
まず、水中で使用しないようにしましょう。
水がかかった場合はすぐに電源を切り、タオルなどで水分を拭き取ります。
また、湿気の多い場所や温度が高い場所に長時間置かないように気を付けましょう。
特に、スマホを暖かい場所から冷たい場所へ移動する際には、結露による水滴が発生する恐れがあるため注意が必要です。
まとめ
iPhoneやスマホに現れる「ホワイトスポット」について、原因と直し方、ホワイトスポットが出ないようにする注意点をお伝えしてきました。
応急処置をすることもできますが、自分の判断で直そうとするのは危険です。
液晶画面の状態を正確に判断できる知識や技術を持った、修理業者に依頼をするのがいちばんよいでしょう。