ブログやニュースサイトなどに貼られているアドセンス広告。
この広告枠に最近、「養宝珠」や「株式会社E-Seeds」「株式会社ピーカーブー」……など、成人向け・R18の卑猥な画像が貼られた広告がよく出てくるようになっています。
当ブログでも何件か見つかっており、ブロック対応しています。
サイト管理者側でもそれぞれが気づいたときに対策を講じている(と思う)のですが、それでもブロック外から新しく配信されてしまうこともしばしば……
いっそ広告ブロッカーとかで全部の広告をブロックしたくなる気持ちもわかります……が、ちょっと待ってください(泣)
今回は、ブログやサイトを読む(読者さん)側からできる、不快な広告を表示させたくないときの対策をまとめました。ネットサーフィンを快適に楽しむために、さくっと設定してしまいましょう。
アドセンス広告で不快な広告を表示させたくないときの対策:マイアドセンターで広告のカスタマイズ
Googleのアカウントには、表示される広告をカスタマイズできる「マイアドセンター」があります。ここで表示される広告の傾向を設定することができます。
アカウントごとに設定が異なるので、複数アカウントを使っている場合はすべてのアカウントで設定するのがおすすめ。
プライバシーの管理
「プライバシーの管理」の中の2か所を設定します。
「Googleアカウントの情報」では、性別・年齢・言語が設定されています。
「養宝珠」のような成人男性向けの広告が表示されにくくするために、性別を「女性」または「指定しない」に設定しておきます。
手動設定する前は、検索履歴などから推測した性別が入っています。くろねこは「男性」になってました……(女性ですが!?)
次に、「広告の表示に使用されるカテゴリ」と「パーソナライズド広告に使用されるアクティビティ」をすべてオフにします。
閲覧履歴(アクティビティ)なんて、いかがわしいもの見てませんが……!?って思うかもですが、例えば「ドンキ」という検索ワードだけで例の広告が出てきたりするので、切っておいたほうがいいです(経験談)
広告のカスタマイズ
次は、「広告のカスタマイズ」で広告のジャンルの出てきやすさを調整できます。この中でくろねこは、
- 「トピック」の「ヘルスケア」「ビタミン、サプリメント」を減らす設定
- 「デリケートなトピック」の項目をすべてオフ
にしました。
不快な広告対策以外にも、「最近投資の広告多すぎ」とか「ゲームの広告はもっと出てもいい」などあったら、トピックで表示回数を調整できますよ。
アドセンス広告で不快な広告を表示させたくないときの対策:広告のリンクを報告
また、不快な広告が出てきた場合は、Googleさんに広告を消してもらうよう報告をすることが可能です。
通常のアドセンス広告の場合は、広告枠の端にインフォメーションアイコン(iマーク)や×アイコンが表示されており、そこから広告のブロックや報告ができます。
が、「養宝珠」の広告はなぜかそのアイコンがなく、簡単にブロックや報告ができません。
なので、Googleのヘルプにある「広告またはショッピングリスティングを報告する」ページから報告します。
消したい広告のURLをコピーする
消したい広告が出てきたら、PCなら右クリック、スマホなら長押しをして、「リンクアドレスをコピー」を選択します。
報告ページに必要事項を記入する
- 広告の問題点(養宝珠なら「性的なコンテンツが含まれている」)
- メールアドレス(Googleにログインしている場合は入力不要)
- 広告またはリスティングのリンク(先ほどコピーした広告のURLを貼り付け)
- コメント
を記入して送信します。「養宝珠」の広告を報告する際、コメントは下のような感じにしました(コピペ使用OKです)。
成人向け画像の表示、インフォメーションアイコンの表示がなく、個別の広告ブロックが出来ない。
送信が完了すると、メールアドレス宛に「報告を受け取りました」というメールが届きます。
これで、不快な広告の表示が減るはずです。
まとめ:アドセンス広告で不快な広告を表示させたくないときの対策
ここまで、アドセンス広告で不快な広告を表示させたくないときの対策をまとめました。
今回の広告は、目を引くため(?)に規約に反するレベルの画像を使っている広告主が10割悪いしGoogleさん早く規制して……とも思うのですが、審査の目を通り抜けてしまうこともあるようです。
そういった不快な広告から身を守るため、できる対策や報告はしていきたいですね。
「一切の広告を載せるなよ!」という声も聞こえてきそうなのは重々承知なのですが、赤裸々に話すとサイトの運営費などを広告収入から得ていることもあり、サイト運営側としては広告ブロッカーはなるべく使わないでほしいなというのが本音です。