年末が近づいてくると、そろそろやらなきゃな……と思う、大掃除。
大掃除を始めたいけれど、どこから手を付けたらいいか迷っていませんか?
毎年どうやって進めてたかわからなくなるんだよね……
この記事では、効率的に進めるための順番や、具体的な手順をまとめたチェックリストを公開します!
お風呂場やキッチンといった重点エリアの掃除方法も解説しているので、迷うことなくスムーズに大掃除が進められるはずです。
大掃除はどこから始めればいい?効率的な順番はある?
特に年末になるとやることがいっぱいで、大掃除の手がつい止まっちゃう……なんてこともありますよね。
そんな時こそ、効率的に進める順番がカギ。
ここでは、大掃除をスムーズに進めるためのポイントを紹介していきます。
計画を立てる
まずは計画を立てることからスタート。
どこを掃除するのか、全部リストアップしてみてください。
特に、キッチンやバスルームなど、普段から油汚れや水垢がたまりやすい場所は先にやってしまうのが正解です。
逆に、使用頻度の低い部屋は後回しにしてOK!
まずは大変なところを片付けて、気分もすっきりさせちゃいましょう。
掃除の前に不用品の処分から
次にやるべきは、不用品の処分です。
掃除を始める前に、いらないものを思い切って捨てることで、掃除がぐんと楽になります。
「これ、1年間使ってないな……」ってものは、思い切って手放しちゃいましょう。
壊れているものや使わなくなったアイテムも、心を決めて処分するといいですよ。
ものが減るだけで、空間が広くなって掃除もしやすくなります。
早めに断捨離に取り掛かって、不用品をメルカリなどで売るのも◎
大掃除までと期限を決めておくといいですよ。
いよいよ掃除!掃除の順番は?
さて、実際に掃除を始めるときは、高い場所から低い場所へ進めるのがポイント。
例えば、天井や照明器具、カーテンレールのホコリを先に落としてから、床に進むのが正しい順番です。
これなら、せっかく掃除した床にまたホコリが落ちる、なんて二度手間を防ぐことができますよね。
さらに、部屋の奥から手前へ掃除を進めると、効率的に汚れを一箇所に集められるので、後片付けがラクになります。
ゴミが出る掃除はゴミの日を考慮して
最後に、忘れちゃいけないのがゴミの日を考慮してスケジュールを立てること。
せっかく掃除しても、捨てるはずのゴミが溜まっていると、部屋がスッキリしませんよね。
特に年末はゴミの回収日が変則的になることもあるので、事前にチェックしておくのが賢明です。
このように、順番を工夫して計画的に進めるだけで、大掃除がずっとスムーズに進むはず!
大掃除の手順チェックリスト!水回り(お風呂場・キッチン・洗面所・トイレ)編
準備が整ったら、各場所の掃除を進めていきましょう!
ここでは、汚れのたまりやすい水回りのおすすめ手順をご紹介します。
なお、どの場所の掃除においても、ホコリや洗剤の臭いがたまらないように必ず換気をしてから始めましょう。
お風呂場
お風呂場の掃除も、基本は高い場所から低い場所へ。
なお、カビ取り用の塩素系洗剤と鏡・蛇口に使うクエン酸水は、混ざると塩素ガスが発生するので同時に使うのは危険。
面倒ですが、ここでは別日に掃除することをおすすめしています。
- ドアのサッシ部分のホコリを掃除
浴室と脱衣所の間のサッシ、ドアレールの部分を掃除します。
- 小物の洗浄
シャンプーボトルや石鹸置き、桶や椅子等などの小物は、先に掃除してから避難しておきます。
- 天井→壁→ドアの掃除
フローリングワイパーにメラミンスポンジを取り付け、水を含ませて拭きます。
くろねこスポンジはしっかり絞って使ってください。前に水多めでやったら天井からぽたぽた水滴が落ちてきてその後の大変でした……
- 浴槽の掃除
浴槽内の皮脂汚れを中性洗剤とスポンジでしっかり洗います。
くろねこ浴槽の外、エプロン部分も忘れずに!
- 床の掃除
洗剤とブラシでこすり洗いをします。特に角や隅は念入りに掃除しましょう。
- 排水口の掃除
外せる部分はすべて外し、ブラシでこすり洗いをし、カビが気になる場合は塩素系漂白剤を使って消毒します。
- (別日に)鏡と蛇口の掃除
鏡や蛇口の水垢は、クエン酸水を使ってパックし、スポンジでこすり落とします。
キッチン
キッチンは特に油汚れが気になる場所。
油汚れは重曹水など、アルカリ性の洗剤を使用しましょう。
- 換気扇の掃除
カバーやフィルターはアルカリ性洗剤に浸け置きして、油汚れを浮かせてからスポンジでこすり洗いします。
- コンロ周りの掃除
コンロの五徳やバーナーキャップも、外してアルカリ性洗剤に浸け置きしてから洗いましょう。
- シンク周りの掃除
シンクにはクエン酸水をスプレーし、キッチンペーパーでパックして水垢を落とします。
- 家電の掃除
電子レンジや冷蔵庫などの家電も忘れずに。
- 床と壁の掃除
ベタつきが気になる場合は洗剤も使いながら、水拭きで仕上げます。
- (別日に)排水口掃除
排水口にはパイプ洗浄剤を使い、ヌメリを除去します。
くろねこパイプ洗浄剤は塩素系洗剤なので、クエン酸水とは別日に使用するのがおすすめ。
洗面所
鏡や蛇口などの水垢には、クエン酸水がよく効きます。
- 小物の清掃
歯ブラシ立てやコップなどの小物は、先に洗って避難を。
- 鏡の掃除
鏡にはクエン酸水をスプレーし、キッチンペーパーでしばらく置いてからこすります。
- 蛇口の掃除
蛇口にもクエン酸スプレーを吹きかけてからこすります。
- 洗面ボウルの掃除
スポンジでこすり、水で流してから乾拭きします。
- 床の掃除
湿気がこもりやすい場所なので、しっかり乾燥させることが重要。
- (別日)排水口の掃除
排水口にはパイプ洗浄剤を使い、ヌメリやカビを除去します。
トイレ
トイレの壁や床は尿の飛び散りがついていることが多いので、トイレクリーナーでの拭き掃除がおすすめです。
- 天井と換気扇の掃除
換気扇はカバーを外し、ホコリを取り除きます。
- 便座とフタの掃除
便座とフタは、トイレクリーナーを使って拭き掃除をします。
- 便器の掃除
フチ裏や便器の底は汚れがたまりやすいので、しっかりと掃除します。
- 壁と床の掃除
床は特に便器の周りを念入りに掃除します。
大掃除の手順チェックリスト!洋室・和室・玄関編
洋室・和室
リビングなどの洋室や、畳敷きの和室もおおよその手順は同じです。
- 押入れ/クローゼットの掃除
中身をすべて出し、掃除機でホコリを吸い取ります。
- 天井・照明・カーテンレールを掃除
高い場所からホコリを落とします。
- 家具と家電の掃除
表面をハンディモップや柔らかい布で拭きます。
- 窓とカーテン/障子の掃除
サッシや障子の溝の掃除も忘れずに。
- 床の掃除
掃除機をかけた後、フローリングは水拭きを行います。畳の水拭きはNG。
玄関
最後は家の中のいちばん手前=玄関の掃除です。
- 物の撤去
玄関に置かれている靴や傘、マットなどは先に撤去します。
- 玄関ドア・壁の掃除
手垢や泥汚れを水で濡らした雑巾で拭き取ります。
- 靴箱の掃除
靴箱の中身をすべて出し、ホコリを取り除きます。
- 玄関の床(たたき)の掃除
ほうきや掃除機でホコリや砂を取り除いた後、デッキブラシなどで泥汚れを落とします。
お疲れさまでした!
まとめ
大掃除は計画的に、順番を守ってやるのがポイント!
高い場所から、奥から手前へ、不用品処分も忘れずに。
効率よく進めて、スッキリ気持ちよく新年を迎えましょう!