2020年、コロナ禍で仕事も自宅待機を余儀なくされていたころ、
「出勤しないし、気になってたセルフネイルでも始めてみるか!」
となったくろねこ。
しかし、とある問題が生じてしまったため、「育爪」というものを始めてみました。
育爪を始めてみたきっかけ。
ネイルをしたいけど爪が小さい。
ハンドメイド素材の一環として、手元にジェルネイルの用品はたくさんあったのですが、いざ実際に爪に塗ったとき、
爪、ちっちゃくないか……?
そう、爪の面積が小さくてネイルが綺麗に見えなかったのです。
2020年6月の爪の状態。
当時のくろねこの爪は、ざっくり言うとこんな感じでした。
- 全体的に面積が小さくて丸っこい(小指はなんとか縦長)
- 特に中指と薬指は指先のピンク部分の縁が後退している
- 中指の爪が先に向けて扇形に広がっている
当時の写真はこんな感じ↓
ちまっ。
小指以外は、縦の長さと横幅が同じくらい。薬指は爪の縁から指の先の皮膚が見えてしまっています。
ネイルの見本みたいな縦長の爪に憧れる……!
なんとかこのちんちくりんな爪を大きくする方法はないものか……と、調べていたときに見つけたのが「育爪」でした。
「育爪」ってなに?
「育爪」を提唱した嶋田 美津惠さんによると、
育爪(いくづめ)とは、すっぴんの爪を健康でキレイな状態に育てることです。
引用元:育爪(いくづめ)とは? | 育爪サロン ラメリック
ピンクの部分を大きくするのはもちろん、何も塗らないままでも美しい爪を目指します。
「育爪」のために必要なもの・こと。
では、育爪を始めよう! と思ったときに、必要なものや、意識する大事なことをまとめました。
爪の保湿をするために「ネイルオイル」
スキンケアと同じで、ネイルケアでとても大事なのが保湿。
爪と指のあいだにネイルオイルを垂らして、こまめに保湿することが重要になってきます。
外出先でも保湿ができるように、ペンタイプのネイルオイルがあると便利!
ネイルオイルについてはこちらの記事で紹介してます。
刺激を与えないために「エメリーボード」
育爪をするうえで、爪切りで爪を短くするのはNG!
爪切りは切るときの衝撃が強く、せっかく伸びてきたピンク部分が後退してしまいます。
出来るだけ刺激を与えないよう爪を短くするために使うのが、「エメリーボード」というやすり部分が紙でできた爪やすり。
爪やすりは金属製、ガラス製など様々な種類がありますが、その中でもエメリーボードはしなりやすく、少ない負担で爪を削ることができます。
薄皮処理のための「キューティクルプッシャー」
ネイルサロンでのケアだと、爪を大きく見せるために甘皮を押し上げたり切ったりします。
ただ、甘皮は雑菌の侵入を防ぐ役割があるので、育爪では爪表面の薄皮(ルーススキン)のみを取り除く処理をします。
育爪のサロンでは、プッシャーマシンという機械で薄皮を取り除くそうですが、くろねこはセラミック製のキューティクルプッシャーを使っています。
やり方は、ハンドクリームを爪表面に塗って、さらに10分ほどお湯に指をつけて薄皮をふやかします。
十分にふやけたら、キューティクルプッシャーで優しくくるくる撫でて薄皮を爪から取り除きます。
*強くやりすぎると爪本体が削れてしまうので要注意!!
表面に残った薄皮をコットンなどで拭き取って完了です。
このケアは2週に一度程度で。やりすぎないように気をつけてください。
爪への負担がないように心がける。
日常生活でも、とにかく爪に衝撃を与えないようにすることが重要。
爪に負担を与えないように、道具を使ったり、指先ではなく関節を使うなど、日常でも爪をいたわる指使いが大事になってきます。
【爪の代わりに道具を使う】
・柑橘類の皮をむくときはスプーンの柄の部分やナイフを使う
・缶のプルタブを立てるときは硬貨やスプーンの柄の部分を使う【指の関節を使う】
・エレベーターや照明のスイッチを押すときは人差し指を曲げて第二関節で押す
引用元:育爪セルフケア(自分で爪を育てる) | 育爪サロン ラメリック
・ジーパンを履くときは親指と人差し指の付け根でジーパンの端をはさんで引き上げる
普段から意識してやってみよう!
育爪開始から約1年、爪は変化した?
さて、育爪開始から約1年。
くろねこのちまっとした爪がどうなったかというと……
2021年4月の爪の状態。
昨年の写真と並べてみました。
右側が2021年4月の様子です。
いかがでしょう?
人差し指が前よりも縦長になり、中指の扇形も改善されてきました。
ただ、爪の長さでごまかしていますが、中指と薬指のピンク部分はもう少し伸びてほしいところ……
縦長の美爪まで
道のりはまだ遠い……
育爪で実感した変化。
写真ではわかりにくいですが、育爪を始めてからこんな変化もありました。
◎爪表面がなめらかになった
前は爪の縦すじが気になっていたのですが、ネイルをしなくてもつるつると手触りがよくなりました。
◎爪が丈夫になった
爪を長く伸ばそうとすると、ぺらぺらで押すとすぐ曲がっていましたが、最近では多少長くしても曲がることがなくなりました。
◎ささくれが出来にくくなった
これは爪というよりも、爪まわりの皮膚の話ですが、こまめな保湿のおかげで、冬場によくなっていたささくれが出来にくくなりました。
なかなか減らない爪への衝撃。
保湿などのケアは頑張っていたのですが、爪に負荷を与えない生活はなかなか難しいもので……
仕事上、パソコンのキーボードを打つことが多く、そこで爪が引っかかったり。
先日はシールはがしの作業をしていて、うっかり爪で「ガリッ」としてしまい、爪が悲鳴を上げたのを感じました……
慌てて定規を持ち出しました(汗)
【継続中】定期的に経過報告をします!(予定)
というわけで、ネイル映えする縦長の爪を目指して、今後も育爪ケアを継続していきます。
定期的に(1~2か月くらい)、育爪の経過を報告していく予定なので、今後の爪の成長にご期待ください!