コロナ禍に入ってから、出社せずに自宅で仕事をする「テレワーク勤務」の人が増えたかと思います。
憂鬱な通勤がなくなった!と喜ぶ一方で、
「家にいる時間が長くなって、前より運動しなくなったかも……?」
という方もいるのではないでしょうか?

くろねこもその中のひとりです。汗
運動不足は、肥満や生活習慣病などのリスクを高めてしまいます。
この記事では、テレワーク中の運動不足のリスクと、その対策についてご紹介します。
テレワークで運動不足になるのはどうして? 原因やリスクを解説
『テレワークになると、運動不足になる』というのは、皆さん何となく想像がつきますよね?
原因は大きく2つ。1つ目は、通勤や外出が減るため、身体を動かす機会が減ることです。
例えば、通勤していたときは、歩いたり自転車で移動したりすることで、日常的に運動をすることができていましたが、テレワークになるとそうした機会が減少します。
2つ目は、自宅で過ごす時間が長くなったときに、自宅やその周辺で運動するための環境が整っていないことが挙げられます。
例えば、オフィスに運動をするための施設があったり、通勤の途中に駅の近くのジムに寄っていた、なんて方もいるかもしれませんね。
自宅や家の近くにそうした施設がなく、自主的に運動する機会が減ってしまった……ということもあるでしょう。
運動不足によるリスクは、肥満、心臓病、糖尿病、さらにはうつ病などの精神疾患までさまざまです。
また運動不足になると、体力が低下し、身体が動かしにくくなるなど日常生活に支障をきたす可能性も。
適度な運動を習慣化することで、健康的な身体を維持し、ストレスやうつ病の予防につながります。
では、テレワーク中でもできる運動不足対策には、どのようなものがあるでしょうか?
テレワークの運動不足対策:ストレッチで柔軟性を高める
ストレッチは、筋肉や関節を柔軟にすることで身体を健康に保つための大切な運動です。
特にテレワークで長時間同じ姿勢を続けることが多い場合、ストレッチによって身体をほぐし、筋肉を伸ばすことが重要になります。
また、ストレッチは、ストレスや緊張を緩和する効果もあるため、仕事の合間や休憩時間に取り入れることで、リフレッシュすることもできます。
ストレッチは簡単にできるので、「運動、苦手だな……」という人でも手軽に取り組むことができるのではないでしょうか?
最近ではインターネットでもストレッチのやり方が簡単に探せるようになりました。
YouTubeでも動画付きで解説しているものがたくさんあるので、自分に合ったストレッチを見つけてみてくださいね。
テレワークの運動不足対策:ウォーキング・ジョギングなどの有酸素運動
有酸素運動は、心肺機能を高めることで心臓や肺の働きを改善し、血液循環を促進することができます。
また、適度な運動によって体内の脂肪を燃焼させ、肥満や高血圧、糖尿病などの生活習慣病の予防や改善につながります。
自宅やその周辺でできる有酸素運動としては、ウォーキングやジョギング、室内でのエアロビクスなどがあります。
また、スポーツジムなどに行くことができる場合には、ランニングマシンやエアロバイクなどを利用するのも良いでしょう。

「フィットボクシング」や「リングフィットアドベンチャー」など、ゲームと運動が一体になってるものなら続けられるかも!
ただし、運動前には必ずウォームアップを行い、無理な運動は避けるようにしましょう。
テレワークの運動不足対策:軽い筋トレで身体のコリ解消にも
軽い筋トレは、筋肉を鍛えるだけでなく、血流を促進して新陳代謝を高めることにより、身体のコリや疲れを解消する効果があります。
また、筋肉量が増えることで基礎代謝が上がり、長期的には体脂肪率の低下にもつながります。
腕立て伏せやスクワット、プランクなどの基本的な筋トレを自宅で行うことができますが、適切なフォームや回数、セット数を守ることが大切です。
有酸素運動と同じく、決して無理はせずに行うようにしてください。
テレワークの運動不足対策:楽しく運動できる動画やグッズも
また、楽しく運動することで、運動の習慣がつきやすくなります。
例えば、エクササイズDVDやYouTubeのトレーニング動画を見て、家で楽しくトレーニングすることができます。
また、フィットネスバイクやトレッドミルなどの運動器具も、自宅で手軽に運動をすることができるグッズです。

デスクの下に置いて、仕事をしながら運動できるこんなものも見つけちゃいました。面白そう……

最後に、運動不足にならないためには、日常生活でできることから始めることが大切です。
自転車や徒歩での移動、エスカレーターの代わりに階段を使うなど外でできる運動のほか、家の中でも、歯磨きやお湯を沸かす間にストレッチをしてみる……など、身体を動かすことを意識するようにしましょう。
運動不足にならないように、積極的に身体を動かす習慣を身につけることが、健康な生活を送るために重要なポイントとなります。