ジェルネイルはつやつやの美しさを長く保つことができる、人気のネイルアートです。
ですが、爪が伸びてきたとき、爪の根元が見えてきて不格好になっちゃう……と困ったことはありませんか?
マニキュア(ポリッシュ)のように、簡単にオフできないジェルネイルは、爪が伸びてきたときのケアにコツがいります。
この記事では、ジェルネイルが伸びてきたときのセルフケアやお直し方法、サロンでのお直し、またすぐにオフしたほうがいい場合についてなど紹介します。
いざというときのために、自宅でジェルネイルをオフできるキットを持っておくと安心です。
ジェルネイルが伸びたとき自分で対処する方法とポイント
長さを整えるには爪切りではなくネイルファイル
ジェルネイルが伸びすぎて生活に支障が出る……なんてことは、ジェルネイルをしたことがある方なら経験したことがあるのでは?
かといって、自分で伸びたネイルを短くするのに、爪切りを使うのはちょっと危険です。
なぜなら、厚く硬化してあるジェルにヒビが入ってしまったり、折れたり、爪の先から剥がれてしまうことがあるからです。
また、このときに自爪にもダメージを与えてしまう可能性も。
そこでおすすめなのが、ネイルファイルを使った削り方です。
爪用のやすりを使うと、自爪への負担も少なく、長さと形を整えることができます。
ジェルネイルをしていないときにも、爪を短くするのにネイルファイルを使うほうが、爪へのダメージを減らすことができます。
爪の根元を隠して応急処置
ジェルネイルをお直ししたいけどなかなかサロンに行くことができず、伸びてきた爪の根元が見えてしまうことがあります。
そんなときにおすすめなのが、自分でポリッシュやジェルでリペアする方法です。
ポリッシュでのリペア方法は、デザインに合わせてポリッシュの色や種類を選んで、根元の隙間を埋めるように塗るだけ。
これだけで、隙間が目立たなくなります。
ポリッシュでのリペアは応急処置にすぎませんが、リペアをすることで、サロンに行くまでの間、爪の根元の隙間を気にせずネイルを楽しむことができます。
ジェルの場合は、ジェルネイルの根元を平らにならした後、ベースジェルやクリアジェルを塗って段差を埋め、ラメラインやストーンなどでデザインを変えます。
初めて!ネイルのお直ししてみた。付け替えじゃなくて、伸びたとこ削って根元にジェル足して、スタッズ追加。
で、元通り。
べんりー! pic.twitter.com/0ovJxYQPeW— こずえ*🌗 (@kozs) September 27, 2014
セルフでジェルネイルができれば、ポリッシュでのリペアよりも長持ちする方法ですが、元のジェルネイルをつけてから最長4週間したら、付け替えの目安ですのでサロンにお直しに行きましょう。
伸びたジェルネイルを放置するとどんなリスクがある?こんなときはすぐオフ!
ジェルネイルが伸びてくると、ジェルと自爪の間に隙間ができて、ネイルに髪の毛や服が引っかかったりすることがありませんか?
これはリフトという現象で、ジェルネイルの持ちが悪くなったり、爪に負担をかけたりすることもあります。
でもそれだけではなく、リフトの隙間に水分や汚れが入り込むと、細菌が繁殖するグリーンネイルが発生する可能性もあるんです。
グリーンネイルになると、爪が緑色に変色するだけでなく、爪が割れたり剥がれたりするなどの爪トラブルを引き起こしてしまいます。
もしグリーンネイルになってしまった場合は、ジェルネイルをおやすみして、爪を治すための適切なケアが必要です。
そうならないためにも、リフトが見つかったらできるだけ早くジェルネイルをオフしましょう。
ネイルサロンでジェルネイルをお直ししてもらう方法
ネイルサロンでのジェルネイルのお直しには、オフしてもらう方法の他に、フィルインという方法があります。
フィルインは、リフトのない状態のベースジェルを一層だけ残して、トップとカラーの部分を削り落とし、新しいデザインを施す方法です。
この方法は、アセトンを使う必要がないので、爪への負担が少ないというメリットがあります。
ただし、フィルインはプロのネイリストでもとても難しい技術であるため、対応していないネイルサロンもあります。
フィルインを希望する場合には、事前にネイルサロンに確認してみましょう。